Skat-Trak マグナムポンプ


マグナムポンプ !!!

スタンダードとセットバックの違い カワサキ750/800



マグナムポンプの種類には大きく2タイプあります。

スタンダードとは、インペラの位置がノーマルポンプと同じ位置にくる物

ステータベーン(ポンプ側の整流羽根)が6枚、8枚の場合はベーンの長さもほぼノーマルと同様ですが、12枚、14枚の場合にはベーンの長さが短くなっていますので、ベーンの後ろにストレートな部分が約1インチ(25mm)できます。

スタンダードポンプは、ノーマルドライブシャフトを使用出来ます。

セットバックポンプとは、12枚、14枚の短いベーンをポンプ後端に25mmさげて取りつけたポンプです

25mm前方にスプライン(ドライブシャフトを取付ける溝の部分)が伸びたロングノーズインペラか専用のエクステンドドライブシャフトが必要となります。


またポンプ内径は140mm〜144mmの間で選択出来ます。

クローズドレースでは140mm セットバック 12Vane〜14Vaneがポピュラー(人気がある)です。

一部アメリカで作られたスーパーストックのハイパワーモデルでは142mmが使われている様です。

フリースタイルでは142mmをお勧めしています。

【補足説明】
サイズはインペラの入る部分の径です。
ステータ部のサイズは全て144mmです。 よって140mmのポンプは内部加工すれば144mmまでボアアップできます。
(↑在庫品で計ったのでバッチリ確かな情報)




↑こちらは、ドロップノズルの写真。
径を計ったらマグナムポンプの出口と同じく144mmでした。




ポンプの選択ポイントとしては・・・

□ ベーンの数6、8、12、14枚

□ スタンダードかセットバック

□ テールコーンサイズ⇒【1.75"、ウエストコーストスペシャル、3"、3.75"】

□ 付属インペラのサイズがあります。

テールコーンサイズは小さくすれば、ポンプノズルにかかる圧が下がり、大きくすれば上がります。
エンジンの特性や使用用途によって調整してください。



番外編ですが・・・

Skat-Trak製DROP NOZZLE KITですがこちらのポンプ取りつけ面のサイズも144mmとなっています。
ステアリングノズルの向きを180゚変えれば、逆チルトとしても使えます。



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